
こんにちは、今日は写真に必要な機材を揃えた後のお話し、「実際にプロカメラマンとして始める道筋」についてお話ししたいと思います。
これでカメラマンシリーズは最終回になりますので、よろしくお願いいたします。
現在、超一流と呼ばれるプロカメラマンの方でも、カメラマンになりたての頃は多くの「失敗」をしたと思います。
ですので、カメラマンになりたての頃は「良い写真を撮影する」という意識よりも「数多くの失敗を早めにしておく」ことが大切かと思います。
最初は友人に声をかけたり、SNSをやっていれば「無料撮影会」を開催しながら撮影をするのが良いと思います。
僕も最初の頃は「友人のワンちゃん」「友人の子供の撮影」「友人の弟の嫁さん」を撮影させていただきました。
この無料撮影会をやるには2つの理由があって、1つ目は「カメラに慣れること」。2つ目は「マッチングサイトにアップするお写真を撮影すること」です。
無料撮影会を繰り返していくと「そろそろ報酬をいただいて撮影に挑戦しようか?」というタイミングがやってきますので、まずは自分で報酬を決められる「マッチングサイト」に登録するのが良いと思います。
僕はスタートは5,000円から始めましたが、このくらいの報酬価格ですと撮影予約が決まりやすいですし、お勉強しながら報酬がいただけると考えれば悪くないのではないでしょうか?
実際に報酬をいただいた撮影は、無料撮影とは違ってプロとしての第一歩になりますし、自信も沸いてきますよね。
●自分で報酬を決められるマッチングサイト
●撮影料金が一律のマッチングサイト
撮影したお写真に対して、レタッチをするか?しないか?はカメラマンの自由ですが、レタッチをされる方は「写真の撮影技術」を磨きながら同時に「レタッチ」も勉強されると良いと思います。
実際に、どこまでレタッチをするかの問題もありますが、一例として撮りっぱなしの写真と少し時間をかけたレタッチ (普段はここまでしません)写真を掲載しておきます。
僕が普段のレタッチを抑えている理由は、依頼者がレタッチ写真を見て撮影依頼をしてきた時に「期待感」が高くなりすぎて「満足度」を超えにくくなってしまう為、あえて控えめにしています。
また、ロケフォトカメラマンは撮影をするだけでなく「接客業」という側面もあるのですが、たくさん撮影することによって慣れてきますので心配することはありません。
僕も正直「接客」は苦手な方です(笑)
最後に、僕はカメラマンという職業をこう考えています。
カメラマンという職業は「画家」「小説家」のように、これが正解というものはありませんし、正解、不正解がないので「うまい」「下手」というのは基本的には存在していないと思っています。
シンプルにあなたの撮影したお写真は、例えどんな写真であったとしても、この地球上の誰かの「一生お気に入りの写真」になるという素敵な出来事だけです。
今回のお話は以上となります。
また、これを読んで私もカメラマンをやってみたいという方は「カメラ教室」を開催していますので、ご興味がある方はお気軽にお問い合わせいただけますとうれしいです!
それでは、失礼いたします。
LEAVE A REPLY